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柚木麻子、湊かなえ

このところ読んだ本が大当たりだ。

私の好きな柚木麻子さんの『本屋さんのダイアナ』

母娘関係と友人関係を描いた小説。

キャバクラ勤めの母を持ち、母に髪を金髪に染められたダイアナ(大穴)と

お金持ちでおやつは全て手作りする上品な母を持つ彩子。

小学校3年生で出会ったダイアナと彩子の唯一の共通点は本が好きなこと。

そして、二人は友情を育み、互いに相手の母に憧れる。

母の影響が強い環境を絡めながらそんな二人が少女から大人へと成長する過程が細やかに描かれた小説です。

やがて二人の間にはずれが生じ、別々の道を歩む。

母から離れて自分の人生を生きようとするダイアナ。

大切に育てられたが、社会で本当に必要で大切なことを教えられなかったんだと気づく彩子。

たくさんの傷を負いながら二人がありのままの自分に直面していく様は

本当に心を打たれました。

青春って、成長するって、綺麗ごとではない。

だから青春の思い出って、本当は恥ずかしくて、かっこ悪くて

傷だらけで、最悪だったりする。

けれど二人は、その葛藤を通して、母のせいだ!父のせいだ!と恨んできたことを

自分が人生の主人公で自分で選んでいくことにシフトしていくのです。

少女から大人に変わっていく十余年の女の子の気持ちがこんなに生々しく書かれた小説をあまり知りません。

柚木麻子さんが書く女の子や若い女性は天下一品です!

感動の1冊でした。



湊かなえさん『ポイズンドーター・ホーリーマザー』

母娘関係を中心に母娘以外の人間関係も含め、

歪んでいく様を事件の証言を通して見せつけられる。

そう、当事者や娘、母、友人、同僚の証言という形でストーリーは進んで行くのです。

違う人間からの証言を見たとき、いかに人は自分の見方がまっとうで正しいと思っているかという

私的論理の強さが浮き彫りになる。

そこがさすが、湊かなえ!なのです。

初めの証言を読んだとき、ひどい人間だと怒りを覚えていた人間に対して、

その人の証言を読むとさっきの人の証言はなんという勘違い、思い込みだったんだ!

と驚かされるのです。

そしてあとがきに

「湊さんの作品は人物の突き詰め方に容赦がない。心の奥に隠し持つ黒い塊を的確に探り当てて、引っ張り出して自白の下に晒す。」

「読み手自身にも心当たりのある描写をちりばめて『この人物はあなたでもある』と突きつけ、動揺する読み手の心に追い打ちをかける」

とあり、まさにこの手法にみな痛がりながら夢中になってしまうのです。

柚木さんの小説も湊さんの小説も、そこかしこに私がいました。

思い込み、勘違いに救われたときもあれば、間違えたこともある。

小説だからデフォルメされていると思うことも勘違いかもしれない。

あとの2冊はまた今度。





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by housewife_life | 2018-09-18 19:26 | | Comments(0)

ティーサロン

大学時代のサークルの友人たちとランチ&お茶 💓

台風を気にしながらも会うことができました。

お茶に入ったところは、

マダムが優雅にお茶をする雰囲気のティーサロンだったのだけど、

男性の芸人さん2人を連れた千原せいじさんが来ました 😵

ケーキ食べてました 😆

ここはいつも比較的空いているし、静かでゆったりしているので、

案外常連さんなのかも 😁

私たちといえば、

仕事から完全に解放された敬ちゃんの自由な生活✨

もうそんなに行ったの?!な旅行の話や

まだまだ楽しく頑張る仕事組。

色々な話で盛り上がりました。

そうそう、このティーサロンにはお砂糖で作った花や人形などが飾ってあるんだけど、

このお茶のテーブルセッティングが可愛い!😍






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細かいところまでリアルで凄い ✨✨

このティーテーブルだけ写真を撮りました。

こんな雰囲気の中に千原せいじがいたわけです 笑




ところで今、海堂尊さんの『スリジエセンター1991』を読んでいます。

『ブラックペアン』からの 『ブレイズメス』の次の本です。

あぁ、ブラックペアンの渡海先生だけが出て来なくて寂しい…。

スリジエには、『ジーン・ワルツ』からの『マドンナ・ヴェルデ』の舞台や

登場人物も何気にチラチラ出てきて、

どこかリンクしています。

海堂尊の本もクセになる👍





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by housewife_life | 2018-08-08 20:58 | 日常 お出かけ | Comments(0)

うまいことやる習慣

今日は、ジョセフ・ペルグリーノ博士の講座No.1の2回目の日。

準備や受付をしに行ってきました。

講座は満員御礼。

お客様優先で、講座に出なかった私は

オフィスの方で絵の下描きをしたり

読書をしたり、他にすることがないので

中々有意義な時間を過ごせました。

著者の奧田弘美さんにいただいた

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』(すばる舎)

を読み終わりました。

奧田さんの精神科医としての恩師中村恒子さんの話を

奧田さんが聴き取り、本にしたものです。







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ちょうどツイッターで、

「バリバリ働いて、子育ても楽しくやって、輝かなければいけなくて、そうできないと罪悪感を感じる社会で生きるのしんどい」(大意)

というような呟きを目にしました。

いいねがたくさんついていて、

多くの人がストレスを感じているのだなぁと思いました。

もちろん、私も実感としてそう感じることがあります。

しかし、バリバリ働いて、子育ても楽しくやって、

輝くことを求めているのは、

本当は社会ではなく、実は自分自身なのです。

社会がそうなれと言っているのではなく、

自分自身がそうでなくてはいけないと思っているのです。

まずこのカラクリに気づくことが必要です。

自分自身が求め、作り出しているそうした葛藤を軽くし、

周りと比べず、自分のペースでほどほどに生きるコツを

優しく教えてくれるのが、この本です。

中村先生の気取りのない語り口調で書かれているので、

優しく諭されるように心にスッと入ってきます。

どんな生き方を選ぶのか、それは自分自身がきめること。

中村先生のような生き方は、私の好きな生き方です✨




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by housewife_life | 2018-07-29 22:42 | | Comments(0)

笑い方がきれいな人

白石一文の小説が好きで、文庫になったものはほとんど読んでいます。

はまると、中毒性がある。

久しぶりに、まだ読んでいなかった文庫を手にしました。

「光のない海」






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この小説の終盤に差し掛かって心ひかれる表現に出会いました。

主人公高梨が社長の椅子を誰に譲るか悩み、友人の富士子に相談する場面。

富士子は専務の大庭でいいじゃないと言う。

「あの人、笑顔も素敵だし、笑い方もきれいよ」

「笑い方がきれい」

…この表現が妙に私の心にはまりました。

「そう、豪快でもないし、上品でもない。

大庭専務はのびのびとさわやかに笑うことのできる人よ。

高梨さんみたいに滅多に笑顔を見せない社長の次は、

そういう社長がきっといいのよ」

そして

「大庭さんなら、この厳しい時代でも、

あの持ち前の笑顔で乗り切っていけそうな気がする」

白石一文の小説って、どんな場面も静かに淡々と書かれているように思います。

大変なことが起こっていても、

主人公たちは何か諦めにも近いような、どこか冷めた視線で

客観的に自分を見ているような感じを受けます。

それだけに、この「笑い方がきれい」は、

小説の中で唯一明るく光った瞬間でした。

わざわざ次期社長の印象を「笑い方がきれい」に設定する白石一文。

ほんの半ページくらいの文章の存在が、

今まで淡々と書かれてきた高梨の人生に

光がないことを際立たせているように感じたのは私だけでしょうか。

「笑い方がきれい」で「のびのびとさわやかに笑うことができる人」

私の脳裏に浮かんだその人は、

他のどんな説明よりもじき社長として適任に違いない

と思わせてくれたのだった。←

「…なのだった」は白石一文さんがよく使う表現で、

真似してみました 笑

そんな笑い方ができる人って、

己に対して心の強い人だろうなぁと思ったりもしたのだった。←


そして今は、辻村深月さんの「ツナグ」を読んでいます。

映画化してたから避けてた←

けれど、読んでよかったです。

辻村深月さん、初めて読んだので、

他の本もチェックしてみます。





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by housewife_life | 2018-07-26 20:46 | | Comments(0)

はまった本はなーんだ? 😆

今日は本のことを ✏️

すごく面白くてはまった本があるんだけどそれは後半で。



今は原田マハさんの『モダン』を読み中。

マハさんの本は、アート小説に偏って読んでる。

マハさんのアート小説のおかげで、

お勉強っていう感じじゃなく、

引きこまれて美術のことを知ることができるから。

MOMAの創立者やMOMAにまつわる芸術家のことを

知ることができる『モダン』、引きこまれてます ✨

マハさん、どんどんアート小説を書いてください!🙏 ってくらい 笑



『モダン』の前は、

宮下奈都さんの『スコーレNo.4』と

柚木麻子さんの『ナイルパーチの女子会』を読んだのだけど

話の展開がスピーディーで、時にユーモラスで

軽快に読める柚木麻子さんの小説が、今回意外に重かった。

自分で自分のことは分析できない。

自分の夢すら自分では正確には分析できないと

Dr.ペルグリーノの夢解釈で習ったけど

本当にそうなんだなぁと思う。

スコーレもナイルパーチも相手に感じ取るられている自分がわからなくて

わかっているつもりでもずれていて。

一生懸命わかろうと、へとへとになりながら生きている。

少しずつ自分の生き方に折り合いがつけられるようになっていく最後の方でやっと

へとへとになったり、傷ついたりしながらも

人と向き合い、人を通した自分を見たからこそ

折り合いがつけられるようになってきたんだと

暖かい気持ちになりました。



さて、いよいよ、はまった本です。

痛快!面白くて、タメにもなるし読後感も暖かい

垣谷美雨さんの『老後の資金がありません』

これです、これ!!







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あまりに面白くて、超忙しい夫にも

「これは勧める!!

時間ができた時でいいから読んで、読んでぇ!

誰かと語り合いたいのっ!」

ってことで、じゃ、ちょっと、

と寝る前に見ちゃった夫は…

瞬殺ではまりました 😆👍

やめられない止まらないで即、読了。

家計あるある、

夫婦あるある、

友人あるある、

人生あるある、

色々あるある、

満載なところに

まさか!そ、そんなこと?!

まで展開して、まぁ面白い。

これ、映画かドラマになるよね!

監督は山田洋次監督かな?(「家族はつらいよ」を彷彿とした)

配役悩むねぇと盛り上がりました。

その割に、配役誰がいいかなぁ…全然浮かばない 笑

う〜ん、誰がいいと思いますか?




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by housewife_life | 2018-06-02 20:05 | | Comments(0)

『羊と鋼の森』からのインスパイア『森の音』

青い絵ができあがりました。

青い絵…て 😅

『森の音』とでもしましょうか。

タイトルは変わるかもしれません。

宮下奈都さんの『羊と鋼の森』を読んでいた頃に浮かんだ絵です。

あくまでも読んでいた頃に浮かんだ絵なので、

『羊と鋼の森』が、この絵のようなお話というわけではありません。

ところで、原画の透明感が出ないのが残念です。




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絵が浮かんだのは、主人公の僕が、

学校の体育館で生まれて初めてピアノの調律を見たときのことです。

「ピアノの蓋が開いて、そばに男の人が立っていた。

何も言えずにいる僕を、その人はちらりと見た。

その人が鍵盤をいくつか叩くと、蓋の開いた森から、また木々の揺れる匂いがした。

夜が少し進んだ。僕は十七歳だった」

「夜になるのを待って活動を始める山の生きものたちが、すぐその辺りで息を潜めている気配がある。

静かで、あたたかな、深さを含んだ音。そういう音がピアノから零(こぼれ)れてくる」

『羊と鋼の森』より




華やかな演奏の陰で演奏者を支える人たちを描いたこの小説が好きです。

自分は知らない、もっとたくさんのことを見て知らなくては!

と思い、繊細に物事を感じ取っていく主人公の僕。

そんな僕は、一見自信がないように見えるが

知らないと自覚していることこそが、僕の強みだと思いました。

知らない、わからない自分をしっかり持っている。

わからないことが何で、どうわからないのかがわかっているのです。

上っ面でなんとなく生きていない僕だからこそ、

自分にはわからないことがたくさんあることがわかっている。

無知の知という言葉を思い出していました。

それが僕を成長させていく。

美しいという言葉を

「知らなかったというのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。ただ、知っていることに気づかずにいたのだ」

僕がそのことに気づいた場面はなぜか涙が出ました。

「その証拠に僕は記憶の中からいくつもの美しいものを発見した。

たとえば、実家にいる頃祖母がつくってくれたミルク紅茶。略

たとえば、泣き叫ぶ赤ん坊の眉間の皺。それ自体が強い意志をもつ生き物のようで、そばで見るとどきどきした。略」

「美しいとことばに置き換えることで、いつでも取り出すことができるようなる。

人に示したり交換したりすることもできるようになる。

美しい箱はいつも身体の中にあり、僕はただその蓋を開ければいい。

これまでに美しいと名づけることのできなかったものたちが、記憶のあちこちからひゅっと飛んでくるのがわかる」

「ピアノが、どこかに溶けている美しいものを取り出して耳に届く形にできる奇跡だとしたら、僕は喜んでそのしもべになろう」

僕はひとつひとつわかろうとする。

周りの先輩たちは暖かく勇気づける人たちで、

僕はそれをちゃんと感じて、受け取って丁寧に成長していく。

その姿が感動的です。

調律という題材の小説でありながら静かな小説です。

情報が溢れる外側ばかり見ていないだろうか?

きちんと自分の感じ方で感じているだろうか?

静けさを持って自分に対峙することの美しさを主人公の僕が教えてくれる小説でした。

と同時に、この本を勧めたいと思う本屋さんの感性が素敵だと思いました(本屋大賞受賞作)

ひたすら「好き」という気持ちで裏方の仕事に徹する人々の思いが乗っているように思えたからです。

最後に、僕の先輩の柳さんが静かに言ったことば。

「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないかな。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ」

主人公の僕にはそれがあると思います。




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by housewife_life | 2018-05-22 21:54 | イラスト | Comments(0)

小説を買い込む

ルミネ10%オフ!

本も10%オフになるので小説を買い込んで来ました 😆💓

ルミネは3,000円以上買うと無料配送してくれるので

重たい本も気にせず買い込めます。

だから10%オフになるとまずは本屋さんです 👍

そして夕方本が届きました。

並行して読んでいた、宮下奈都さんの『羊と鋼の森』

東野圭吾さんの『ラプラスの魔女』を読み終わったので、

次はどれから読もうかなぁ 💓





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by housewife_life | 2018-05-19 22:00 | | Comments(0)

夢?で見た色

昨日は、母の抜歯のため病院に付き添いました。

今日は元気で、食事も普通に食べられるとのこと、

本当によかった!有難い 🙏

ということで、安心して今日、明日と午前中は家のことに集中します ✊️

集中するというのも、早く絵が描きたいから 😆

昨日の帰り道、次の絵が浮かんで

夜ラフな下描きができていたのです。

宮下奈都さんの小説『羊と鋼の森』を読んでいて

その冒頭部分からインスパイアされました。

宮下奈緒さんの小説を読むのは初めてでしたが

すっかり虜になりました。

小川洋子さんの小説ほど不思議な世界ではないけれど、

静かに自分の心と会話するような展開や描写の美しさは

小川洋子さんの小説の静けさに通じるところがあるように思います。

村上春樹さんの世界も少し思い出しました。

夜中、夢なのか起きていたのかこの絵の色のことが浮かんでは消えていました。

そんな訳で、その色を試行錯誤中。





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by housewife_life | 2018-05-15 20:17 | | Comments(0)

アンリ・ルソーの絵本

都美術館でモダンアートを観た時に、

ミュージアムショップでこの絵本に出会いました。

『ひとりで学んで、画家への夢を追いかけた アンリ・ルソー』 六耀社 ¥1,400円(税別)






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帯とカバーをはずして。



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絵を描くことを学ぶこともできない、

真っさらなキャンバスを買うこともままならず、

使い古しのキャンバスを使わなければならないほど貧しかったにも関わらず、

生涯素朴で純粋な視線と心で絵を描き続けたルソーが好きです。

もちろん絵も好きだけど、悩みながらも自分の心を何よりも大切に生きた、

他者に心を渡さなかったその生き方が好きです。

そのルソーの絵本を見つけ、思わず立ち読みし、

涙が滲んでしまいました。






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(中表紙)





ミシェル・マーケルさんの文章は優しいながらも

ルソーの熱い思いが大切に書かれているし、

イラストのアマンダ・ホールさんは、

パリに出向いてルソーの所縁の地、人を取材し

ルソーの画風に近づけて暖かく描いていて

本当に素晴らしい絵本です ✨

アマンダさんは、いつもの画材を使わずアクリル絵具で、

アンリの変わった縮尺や遠近法で描いたり、

アンリの作品の上に直接アマンダさんの絵を描いたりもしています。

それがこの絵本を楽しくしています 💓

描くことが好きな気持ちを大切にすることを

思い出させてくれるルソー。

絵だけではありません。

「私」のユニークな人生の尊さ、肯定感を

「私」でやっていこうじゃないか!👍とルソーが勇気づけてくれる…。

「私」で生きる時、競争も人の批判も「私」を侵すことはない。

「私」が好き。そう思えます。

競争、批判の中にいる人よりずっと自由で静かで、でも情熱的な

そんなルソーに会える絵本です。



ルソーといえば、この本も。

原田マハさんの『楽園のカンヴァス』新潮文庫

学術的な描写ではないルソーに出会える大好きな小説です。

現代のキュレーター2人がルソーの『夢』が、贋作か真作かを見極めることを競わされる。

見極める為に古書を読まされる。

その古書にルソーの生涯が書かれていて、

私たち読者もその物語に引き込まれていきます。

ピカソとの関わりが贋作か真作かの謎の鍵となっていて…

ん?また読みたくなってきた 😅




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by housewife_life | 2018-04-16 22:14 | | Comments(0)

今日も私は本を開く

山崎豊子著『約束の海』を読み終わりました。

山崎豊子絶筆の作品で、1988年に海自潜水艦「なだしお」と

民間の釣り船が衝突して三十名もの犠牲者を出した

「なだしお事件」がテーマになっています。

山崎豊子さんと言えば『大地の子』。

若い頃にその『大地の子』を読んで以来の山崎豊子作品でした。

『約束の海』は、小説のための取材力に圧巻されました。

綿密な取材があってこそのこの小説。

それにしても、この本に限らずその詳細な取材をした山崎豊子さんの情熱にこそ驚かされるばかりです。

『約束の海』の前は、海堂尊著『ブラックペアン』と『ジーン・ワルツ』を読んだのですが、

海堂尊は外科医だけあってこれもまた医学界の問題や

手術のカンファレンスシーン、手術の手技などがリアルに伝わってきて引き込まれました。

読書は、私が決して経験できない世界、時代を覗くことができます。

それを機に問題意識や興味を持つチャンスもくれます。

本の中で、私の周りにはない環境で生きる人々に出会ったり、

私が経験したことのない人間関係をじっくりと疑似体験することができるのです。

小さな私が経験できる量を遥かに超えた世界を垣間見ることもでき、

それは決してリアルな経験ではないけれど、

私はいつもその状況、その人の感情などを理解しようと想像力を駆使することになります。

一生懸命駆使するその想像力は、共感力を育てる一つの力になっていると思っています。

私は姉の影響で読書が好きになりました。

お姉ちゃんに追いつきたい!と焦った頃がありましたが、

幼いながらに、姉には追い付けなくとも一冊ずつ読んでいくしかない、と決意したことを覚えています。

気がついたら読者好き、活字好きになっていました。

小説が好きですが、

夫の読む本、今ではタクロウの本の中からも漁るので(笑)

比較的色々なジャンルの本を読みます。

せっかく読んだのに忘れてしまっているようなことも

ちゃんと無数の点になって残っていて

何かの時に、その一見別々のジャンルの点がシナプスのようにパーッと繋がって突然理解できたり、

一つの考えにまとまることがあります。

夫が、それが教養の一つだよと言っていました。

昨年後半に読んだ『サピエンス全史 上・下』は、

私の現在、未来の価値観を変えたすごい本です。

今日も私は本を開く。

そして、一番ゆっくり本が読めるからお風呂に…入る 笑






桜が主役の季節ですが、様々な種類の椿も満開ですね。




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by housewife_life | 2018-03-29 21:59 | | Comments(0)