2018年 05月 04日 ( 1 )

『至上の印象派 ビュールレ・コレクション』

昨日は『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』新国立美術館 に行ってきました。






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今までは西洋美術史にあまり関心を持っていなかったので

美術館で得る情報も上っ面のその場限りでした。

その時に得た点の情報は点のままで風化してしまうのです。

一昨年から昨年にかけて、原田マハさんのアート小説

…1番初めは『ジヴェルニーの食卓』でした…を片端から読んで、

点だった情報が繋がり始め、面白い、もっと知りたいと思うようなりました。

興味関心という内発的な動機づけが起こると

人は学習するようになるものですね 😆

先日の『プーシキン美術展』にリンクする今回の展示、

タイミングもよくとても楽しめました。

古典的な作品より、この印象派以降の作品に惹かれる理由もわかるようになりました。

「職人」技的な技術より、人間の感性そのままの「表現」に

心が惹かれるのだと。

美術史をご存知の方なら当たり前の知識をようやく得て、

画家の生きた時代の経済、地理、文化も理解した上で

作品を観る面白さを味わい始めています。

最後のモネの睡蓮は写真撮影が可能でした。





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睡蓮と水面に映る柳の葉の間に映る空の透明感。

モネは移ろいゆく時間の様々な睡蓮の池を

朝には朝の睡蓮の池、昼には昼の睡蓮の池、

というように同時に何枚も描いたといいます。

印象派の絵は、見ているもの、感じ取ったものの、

その瞬間を表現しようと、素早く生き生きと動く筆による描写が

絵の魅力を際立たせて私たちをなんとも魅了します。

よくぞアカデミーに反旗を翻し、自分たちの表現を貫いてくれた!と感謝です。

そしてその画家たちの絵を、私たちが今日こうして鑑賞できるのも

コレクター、ビュールレの審美眼、先見の明のおかげだと、またまた感謝の念が湧いてくるのでした 🙏




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by housewife_life | 2018-05-04 16:08 | 鑑賞 | Comments(0)