2010年 05月 22日 ( 1 )

初めてのマーラー

 夫とサントリーホールでのコンサートに行きました。夫がチケットを買っておいてくれたのです。

 プログラム

 東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮:コンスタンティン・トリンクス
 フルート:斉藤和志
 ハープ:田島緑

 モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調
 
 マーラー:交響曲第五番 嬰ハ短調



私はマーラーを聴くのは初めて。マーラーのコンサートは、夫はいつも一人で行っていました。

 始まるやいなや、その大迫力に恍惚としてしまいました。
 
 嵐のように激しく、荘厳な葬送のようでもある第一楽章から続く第二楽章のコラールは高みに昇りつつも頂点に達する前に終息します。
 長い三楽章のあとの(ここまでで55分が経過)美しい第四楽章。弦楽器だけが奏でる、切ない旋律。千秋先輩も、いえ指揮者コンスタンティン・トリンクスも(スミマセン!)指揮棒を置いて、しなやかに流れるような指揮を繰り出します。胸がいっぱいになったとき、高らかに響くホルンの音色。第五楽章へと続く流れは、バッハ仕込みのフーガを経て、一気に明るく第二楽章のコラールが再び蘇り、今度は私達を満たすかのように頂点へと導き、歓喜のうちに指揮棒が、バイオリンの弓が振り抜かれてこの交響曲は終わりました。

 ブラボーの嵐!

 私もしばらく興奮に浸ってしまいました。素敵なコンサートをありがとう!

b0134673_23113193.jpg

(絵葉書の写真より)

  ところで、こんな魂のこもった指揮、演奏を堪能させていただいておいて、演奏が終わるなり席をたつ人がいるのには興ざめです。ブラボーと拍手、指揮者が下がってはまた舞台に出てくるさなかにも、帰る人があとをたちません。
 いつもそういう人がいて、私は残念に思います。せっかくコンサートまで来て素晴らしい音楽を聴いて、混雑を避けて我先に帰ることに気を奪われて…もったいない。
 音楽に人生をかけた人によってしか表現することができないものを聴かせていただいて、感謝と賞賛の拍手を送りたいと思わないなんて不思議な人達です。

 マーラーだったからか、聴衆は珍しく断然男性が多かったせいもあったのでしょうかねぇ。・・・というのは男性に失礼かしら?



 コンサート前の一時。ホール前にはおしゃれなカフェがいくつもあります。オープンカフェになっているその前は、今日はちょっとしたローズガーデンになっていました。とっても綺麗で薔薇を楽しみながら写真を撮りました。サントリーホールの上にも本格的なローズガーデンがあります。薔薇の時期だけオープンします。

b0134673_2381764.jpg

b0134673_2313370.jpg

b0134673_2383886.jpg
b0134673_2385858.jpg

b0134673_239405.jpg

b0134673_2310069.jpg

b0134673_23101228.jpg

b0134673_23103472.jpg



 薔薇の写真を撮っていたらホールオープンの時間を知らせる仕掛け時計が音楽を奏で始めました。

b0134673_23135246.jpg


さぁ、コンサートの始まりです。


最後まで読んでくれてありがとうございました!最後にクリックしてもらえると嬉しいな
[PR]

by housewife_life | 2010-05-22 23:20 | コンサート | Comments(6)