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ままごと日記 polianna.exblog.jp

小さい頃、ままごととお絵描きが大好きでした。今だに私の生活ままごとみたい。紙の上でもお絵描きでままごとしてます。お家好きなことりの日記です。  


by ことり
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松方コレクション

ホントは明日行こうと思っていたんだけど今日行ってきた。

松方コレクション(国立西洋美術館)




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松方幸次郎は川崎造船所の初代社長。

時代を読む大胆な事業で莫大な財産を築き、それを資金に、

まだ本物の西洋絵画を観たこともないままに懸命に絵を描く

日本の画学生や画家たちのために西洋絵画をコレクションし始めた人だ。

その数2700点と言われている。

その買いっぷりに、ロンドンやパリでもすごい日本人がいると言われたそうだ。

しかし、関東大震災、経済恐慌、戦争の波に事業が傾き、

多くの絵画を手放すことに。

その後はロンドンの絵画の倉庫の火災のため950点ものコレクションが消失。

また日本はフランスにとっての敵国であったため

フランス政府に敵国財産として接収された。

1951年になってコレクション変換交渉が始まり、

フランス政府は、返還したコレクションを収蔵する美術館建設を条件に

作品を一括して日本に寄贈することになった。

その美術館が、「国立西洋美術館ーフランス美術館松方コレクション」。

私はこの歳になるまで国立西洋美術館のこの成り立ちを知らなかった 泣

寄贈されたと言っても全部が帰ってきた訳ではなく、

フランス政府が手放さなかった絵画は当然傑作ばかり。

ゴッホの傑作「アルルの寝室」





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マティスの「長椅子に座る女」など。

(でも今展覧会にはオルセーやバーゼルから来ている)

そもそも画学生たちのために!がスタートのコレクションなので、

時代も幅広く、作品も絵画はもちろん、デッサンもあり、彫刻もあり、

趣味に偏らない、美術館展示目的が見てとれるコレクションだ。

松方はモネとは親交がありジヴェルニーまで訪れ、

モネはそれまで手放さなかった「睡蓮」を松方には快く売ったという。

「モネの睡蓮、柳の反映」は、発見された時、2×4mの絵画の上半分が剥げ落ちていた。

その失われた部分は昨年AIを駆使して復元され、

その過程をNHKスペシャルのドキュメンタリーで観ることができた。

すざましい執念で成し遂げた復元に感動した。

デジタルで復元した「睡蓮、柳の反映」は撮影可だった。





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また、常設展が素晴らしくて、

しかもほぼ全部撮影可なのにもびっくり。

今美術史を自主勉中なので、観たかった画家の絵が

片っ端から観られて嬉しかった。

常設展も松方コレクションがスタートで今も新しい絵が増えている。

常設展、また訪れたい。

こうして私たちが展覧会を日常に楽しめるのは

本当に松方コレクションなくして有り得なかったんだなぁと思うと

改めて松方幸次郎の貢献の大きさ、偉業に驚く。

日本の芸術、文化の父と言っても過言ではないだろう。



松方コレクションに行く前に、

夫に今日の夕食は外食で🙏とお願いしておいたので

待ち合わせて外食した。



ところで、何故明日行くはずだったのに今日行ったのか…

それは、

明日はスーパーがポイント10倍デーだったからー 😆💦

なんかいい話の後に言うなよって感じ? 😅




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Commented by kobacken at 2019-07-11 12:54
わ〜、行ったのですねぇ。
この間、NHKでモネの睡蓮の番組を観て、とっても興味があったんです、デジタル復元。
撮影するとそんな感じなんですね。
Commented by housewife_life at 2019-07-11 15:57
> kobackenさん
行ってきました〜😆
kobackenさんもNHKの観たんですね。凄かったですよね。
デジタル復元は入り口のところで撮影可で、原画は展示の最後にありました。
本当に上半分は何もなかったけれど、それでもここまで修復した専門家の方たちの功績に尊敬の念を感じました。
by housewife_life | 2019-07-09 21:35 | 鑑賞 | Comments(2)