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ままごと日記 polianna.exblog.jp

小さい頃、ままごととお絵描きが大好きでした。今だに私の生活ままごとみたい。紙の上でもお絵描きでままごとしてます。お家好きなことりの日記です。  


by ことり
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魂の琴線に触れた東山魁夷展

夕べ、著者さんからデータが文字化けして見られないと連絡があり

(編集者さんは見られてるんだけど…圧縮ファイルの開け方がわからなかったのだろう)

ホントは編集者さんがやることかなと思ったけれど

早く見たいだろうし、見てもらいたいと思い

印刷して郵送することに決めた。

夜12:00近くまでかかって全部印刷して今朝投函した。

今日は新国立美術館に行くことに決めていた。

『東山魁夷展』

東山魁夷は有名だし、

今年は東山魁夷のカレンダーをかけていたけど…

東山魁夷のことなんてホントに上辺だけのことしかわかっていなかった。

今年は印象派をよく観た。

精密に描かれた職人技の絵よりも

対象から掴んだ画家のイメージや印象が伝わってくる絵に魅せられた一年だった。

そして、今日はその最高峰となる展示だった。

魂に訴えかける絵。

レベルが違った。

全ての絵が自然への畏敬の念に溢れ

生かされていることを悟り、

だから画家は自然の懐に受け入れられている絵だった。

唐招提寺の襖絵は、鑑真への思いやりがこんなにも溢れているとは知らなかった。

雄大な青い海、幽玄な山、鑑真の故郷中国の水墨画の風景の

壮大な襖絵にぐるりと囲まれて涙がこみ上げた。

その迫力、神様の見えない応援がなくしては到底描けないと思った。

等伯の幽玄な松林図屏風以来の感動だった。

そして東山魁夷、90歳絶筆の絵。

「夕星」

90歳という年齢、もうスケッチに行くこともできない。

頭の中にある記憶のようなものから描いたその絵は、

東山魁夷が眠る墓所から見た風景によく似ているという。

空には星が1つ白く輝き

後悔のない、生命を生ききった清々しささえ感じる優しい絵だった。

ずっと堪えてきた涙腺が崩壊した。

沢山の人がいるから一生懸命堪えたけれど

1人でいっぱい泣きたかった。

魂の琴線に触れて流れる涙は私を浄化してくれる。

意味づけなんてできない涙。

東山魁夷のこと、何もわかってなかった。

最後のその絵に、逝ってしまったんだね…さようなら。

ありがとうございましたと心の中で言った。





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by housewife_life | 2018-11-29 00:06 | 鑑賞 | Comments(0)