ままごと日記 polianna.exblog.jp

小さい頃、ままごとが大好きでした。今だに私の生活ままごとみたい。紙の上でもままごとしてます。イラストレーターの わたくし、ことりの日記です  


by ことり
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声が聞こえた

大先輩Aさんに招かれてお宅にお邪魔した。

Aさんは、クラシックピアノの作曲家でありながら

そして、幼い頃からの心臓の病気を持っているにも関わらず、

思いがけず父親の不動産会社を継いだ。

それだけで十分大変だろうに、ボランティアで地域の人たちのサロンを開き、

音楽仲間の演奏家や何らかの道に精通した人を招いては

演奏会や学びの場を提供。

サロンの会報には毎月繊細な感性で文章を綴り、

2冊の本も出版された。

75歳を目前に、Aさんは会社をたたむ決心をし

75歳の今も会社をたたむための残務整理に追われていた。

そんな中での3冊目の本の執筆を終えたところで

私に声をかけてくれたのだ。

今年、一卵性双生児と言われたお母様を看取り

広い家に1人住まいとなった。

お寿司をとるからネ!

私はデザートのケーキとお母様にお供えするお花と

私の本、ちょっとした手土産を持って行った。

Aさんは広くて音響抜群のサロンで

Aさん作曲のピアノ曲のCDをかけてお茶を用意してくれた。

一人になって寂しいものよ、と言いながらも

残務整理が終わったらサロンを再開するという。

幼い頃から今に至るまでの話をしてくれた。

そんな時間が誰にも必要だ。

聴いている私はついつい早期回想の読解が働く。

静かな広いサロンの窓の外は日が暮れて、私はお暇した。

止まっていた時間が動き出したように感じる。

私は急に元気に買い物をしたり、寄り道をしたくなる。

シャバの道を歩いている。

どんな人生がやって来ても流れに身を任せればいい。

上手くやろうなんて思えば力が入って上手くなんてできないのよ。

それが自分が望むことで有ろうが無かろうが、

身を任せれば、そのようになんとかなるものよ。

Aさんの声が聞こえた。




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by housewife_life | 2018-11-13 10:30 | 日常 お出かけ | Comments(0)