ままごと日記 polianna.exblog.jp

小さい頃、ままごとが大好きでした。今だに私の生活ままごとみたい。紙の上でもままごとしてます。イラストレーターの わたくし、ことりの日記です  


by ことり
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家族で 院展

台湾に行きそびれた私たち。

今日は、私のリクエストで『院展』を観に行きました(於 東京都美術館)






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日本画の世界、院展の世界を

いつか夫とタクロウにも観せたい!

そう思っていた夢が叶いました。

しかも大作が並ぶ秋の院展です。

初めの部屋は大御所が居並ぶまさに院展!!の部屋です。

先生方は今年はどんな絵を見せてくれるのだろう!

静かな興奮とはやる気持ちを抑えつつ見始めました。

いつも感動のあまり立ち尽くしてしまう那波多目先生の『連山の朝』

頂きから昇る朝日の眩い無垢な白さと輝きが、

本当の自分の心に洗い戻してくれるように感じます。

那波多目先生の絵の白にはそんな力があります。

以前の作品の牡丹の白い花びら。

幾重にも重なる柔らかなその白も

無垢を思わせました。

その白は、虚飾のない本当の自分なのではないかと思います。

ありのままでいいと思わせてくれる白。

だから那波多目先生の絵の前に立つと大きな赦しを受けるような気持ちになり、

暖かい涙が出そうになります(人がいなかったら号泣しちゃう)


大好きな王培さん、宮北千織さんの作品には驚きました。

王培さんの作品は、テーブルについた4人の子どもが描かれていて

その中の1人が強い眼差しをこちらに向けています。

いつも強い視線を向けてくる一人の子どもだけを描く印象があるのですが、

4人の様子が様々で、部屋の中の様子も所々可愛らしい感じに描かれていて、

いつもと違う感じを受けました。

いつもと少し違うけれどとてもいい!

一番驚いたのは宮北千織さん。

宮北さんと言えば、オレンジ色や朱色の暖かい色味と

背景の細かい様々な模様。

色も模様も様々なのにバランスが美しい。

そして少女です。

一昨年は人物ではなく建物の風景画で

やはり驚かされましたが、その朱色の暖かな色味や

細かな模様はやっぱり宮北さんだ!と感嘆しました。

ところが今年は、タイトル『母の肖像』。

当然人物は、少女ではなくお年を召した女性です。

そして背景はシンプルなペパーミントグリーンとベージュ。

細かい描き込みはほとんどないという作品でした。

この画家はこんな感じ、と先入観と安心感をもって臨む観る側に、

同じ場所にはいませんよ、と鮮やかにかわしていくようで

驚くと共に、まだまだ魅せてくれることに喜びを感じるのでした。

そして、進化のためのチャレンジをし続けていく姿にも驚かされ、

尊敬の念を感じずにはいられません。

気になる作品には目録にチェックをつけているのですが、

気づくと毎年ついている作家さんたちがいます。

石村雅幸さん、新生加奈さん、杉山紀美子さん、杉山紅さん、藤田和美さん、山下孝治さん。

藤田和美さんは、母子とその周りにあるおもちゃの絵を

柔らかく暖かく描かれているのですが、

赤ちゃんだった女の子は毎年大きくなっている。

今年は幼児になり、お母さんに抱かれた肩越しから

しっかりした視線を送っていました。

こんな風に我が子を描き残せるなんて、

子どもへの何よりの贈り物だなぁ。

語りが止まりません 笑

今日はこの辺で。

次回は、タクロウの感想を書きたいと思います。



那波多目功一先生と宮北千織さんの作品の絵ハガキ

原画の美しさには遠く及ばない、

スケールも全く違うし

原画とは違った所詮は写真で、

こんなものを載せていいものか…

会場で原画を是非ご覧ください。







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家に帰ってから夫とタクロウに

那波多目先生、王培さん、宮北千織さんの過去の作品を見せて、

今年との違いを熱く語りました 笑






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by housewife_life | 2018-09-14 22:48 | 鑑賞 | Comments(0)