友人の習字の師匠、書家田畑欄雪先生の展示に行ってきました。
「古稀展」
練馬美術館3階
11/29(水)〜 12/3(日)
10:00〜18:00(最終日は16:00まで)
お習字は全くたしなみがなく、
展示をされるような方の字を見れば上手い!に決まっていて
ただポカーンとしてしまう私ですが、
7年前に田畑先生の展示を拝見した時も
田畑先生の書はすごい!と感動しました。
創作への覚悟と決意と継続。
その迫力が伝わってくるのです。
全ての字体を書くことができる先生が
苦しんで書いたという楷書の澄み切った美しさ(私は詳しくないのできちんと説明できないのですが
ただの楷書ではありません)
みんな書くことから逃げてしまったり止めてしまうから
私は全ての字体を書き続ける。
この千文字は、一発勝負の集中力で書いたという話を伺った時(一番左の作品)
先生がお茶目に「失敗しないんで」とおっしゃって
みんなで大笑い。和みました。
私、失敗しないんで。言ってみたい!笑
和やかに笑いましたが、そこにこそ並外れた集中力と覚悟を感じるのでした。
古稀展というのは昨日、先生がまさに古稀を迎えたからなのですが、
凛とした着物姿で現れた先生は
私たちと同級生といっても、あぁそうですか、
となんの違和感も抱かないほど
若々しく生き生きとしたエネルギーに満ちていました。
先生が詰め込みすぎましたとおっしゃっていましたが、
本当に数多い作品。
水墨画もたくさんあります。
一人でこれだけの会場を埋める作品は
この2年で書き上げたものだそうです。
これは本当に物凄いエネルギーがいることです。
田畑先生の書を観て
田畑先生とお話しをしたらきっと
たくさんの勇気と元気と生きるエネルギーをいただけると思います。
私のように習字はわからないという人でも練馬美術館へ足を運んでみませんか?
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