2011年 02月 17日 ( 1 )

ブリュッヘンの7番

 「すみだトリフォ二―ホール」に「ベートーベンプロジェクト」を聴きに行きました。

 フランス・ブリュッヘン・プロデュース  指揮ブリュッヘン+新日本フィル  

 例のごとく夫がチケットを買っておいてくれました。

 「ベートーベンプロジェクト」
 第1回 第1番、第2番、第3番「英雄」
 第2回 第4番、第5番「運命」
 第3回 第6番「田園」、第7番
 第4回 第8番、第9番「合唱付き」

 このうち、昨日のは第3回 第6番「田園」、第7番でした。

 「のだめ」の7番!夫も一番好きなのがこの7番です。


 いつも、夫に連れられて何の知識もなく聴いて楽しんでくる私です。もちろん今日も、
「7番、嬉しいな。夫とお出かけ嬉しいな」
ぐらいの気持ちで行ったのですが、まずトリフォニ―ホールの素晴らしさにびっくり。
 そして、出てきた指揮者ブリュッヘンにびっくりでした。

 クラシック通の方々ごめんなさい。こういう奴でもコンサートに行っていることを許してください。とまず言っておきます。反省してます。で、

 コンサートが始まり、指揮者ブリュッヘンが登場。私の目に飛び込んできたのは、指揮台目指して、背を曲げ、足をひきずるようにして必死で歩いてくる姿。

 ごめんなさいよ、ごめんなさいよ。
何も知らない私の頭の中には
「志村けんの、もしも指揮者がよぼよぼのおじいさんだったら・・・」
のコントがとっさに浮かんでしまった。ごめんなさい!ごめんなさい!

 だって、こんな歩くのもやっとみたいなおじいさんが出てくるなんて、無知な私は思わなかったんです!

 1934年生まれ・・。77歳?

 それでもなお現役で、昨日も3階まである大ホールを満席にしていたのだから、偉大な指揮者に違いない!いや、そうなんです。


 ちらしからのスキャン、お見せします。

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 無知な私の率直な感想をお許しいただけますでしょうか・・・。


  さて一気に、コンサートの終わりについて述べますと、こんな賞讃の拍手を私はなかなか見たことがありませんでした。それが全てを物語っていました。

 
 終始椅子に腰かけての指揮でした。聴く耳のない私には、なんでもすごくて、なんでも良かったになってしまうのですが、それでも感じたことを言えば・・・
 田園は、ちょっと物足りなかった。私たちの席が3階だったから?オーケストラが大編成ではないから?なんて思ったりしましたが、帰ってきてからネットで見てみたら、ある通の方が
「ブリュッヘンはスコアと楽器に忠実であることに最大の興味があって、聴衆がどう感じるかに興味はないようだ・・」
みたいなことを書かれていました。それを読んで、だからか・・・と簡単に納得している私がいました。
 でも!7番は陶酔しました。好きだからだけでは片づけられない陶酔でした。
7番が後だったから、聴衆もあの賞讃を贈ったのだと思います。いつまでも、いつまでも鳴りやまない拍手は、長年の彼の音楽への情熱を讃え、感謝する拍手のように聴こえ、感動しました。

 ・・・何度も、出たり入ったりさせるのが気の毒でしたが・・・

 すみだトリフォニ―ホール、チョコレート色の内装がクラシカルで、素晴らしいホールでした。
 ただ広くて高いところにも客席があるだけに、2階3階席はお年寄りや体の不自由な人には(結構健康な人にも?)優しくないなぁと思いましたが、それでもまた行ってみたいホールでした。

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 帰り道、
「7番よかったね~。もうじっとしてられなかった。動きたかったでしょう?」
「動きたかったですよ」

 私たち、家で聴いている時、7番に限ったことではないのですが盛り上がってくると、自己の世界に没頭してエアタクトを振るのです。
 あっちで夫が振ってます。こっちでタクロウが振ってます。ここで私が振ってます。
頭も振って、一心不乱に振ってます。
 って、これ、すごく気持ちいい。それができないのが、欲求不満気味な私たちでした。

 最後に、ブリュッヘンは、リコーダ―奏者から指揮者となった・・・
「古楽界、伝説の巨匠、生ける図書館、クラシック界のマスター・ヨーダ!」(ミサ曲ロ短調のチラシより)
です。



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by housewife_life | 2011-02-17 12:46 | コンサート | Comments(4)