2010年 10月 22日 ( 1 )

紅い帯

 昨日はGood Timingで「稲垣仲静・稔次郎」を見て、Tさんとランチをした後銀座へ向かいました。

 私は自分がタフではないのを自覚しているので、スケジュールをぎゅうぎゅう詰め込まないのですが、昨日は精力的でした。

 先日は、きもの屋さんの偵察?(下見!)でしたが今日は着物を持参。超久しぶりの帯購入に意を決して、緊張して、突入ー!(落ち着いて、落ち着いて。喧嘩しに行くんじゃないいんだから^^;)
 「灯屋」さんの店員さんは優しいんだからネ。

 今日は運良く、インドから生地を大量に仕入れて、昨日帰ってきたばかりの店長さんがお相手をしてくれました。心強い!

 私が着物を広げると、
「あぁ、デコ柄ね」

「デ、デ、デコ柄?」

「アールデコ調の柄の事よ^^」

 私が、黒に白に赤の細かい幾何学模様としか表現できなかった母の友達にいただいた着物は、大正~昭和初期に流行ったアールデコ柄だったのです。

 まず予算を伝えました(3万円代以内でお願いします!と)。良いのを出されて気に入っちゃうと哀しいものね。でも、安い予算でも次々に可愛い帯が着物にのせられていきます。
 最高に楽しい瞬間です。
 けれど不思議なのは、8枚くらい並べられた中から、着物の色、柄、季節、私の顔色や雰囲気ですぐに2~3枚に絞れることです。

 2枚に絞って、持参した着物を着て、帯を試着してみました。またまた、幸せな瞬間。

 1本目は博多帯で、名古屋なのだけれど、私には二重太鼓に結べるくらい長い帯。
着物のはっかけの色をワントーン優しく薄くした小豆色ががった桃色と小豆色の間道です。
柔らかくてすごく締めやすく、着物の色と私の雰囲気にはぴったり!
間違いなく似合うし、安心して着られます。帯締め、帯揚げも色々合わせてもう一人のお客さんも一緒になって、あーだ。こーだと楽しみました。

 そして2本目。紅い帯!
 
 今までずっとお行儀のよい組み合わせばかりだったので、本当は思い切り楽しめるアンティークの帯が欲しいと思っていました。それで「灯屋」さんに狙いを定めたのだし。
でも、いざ憧れの帯を目の前にすると博多帯の方が無難でいいかなァと腰が引けてくる私。

 そんな私に、店長さんは
この帯はアールヌーボーの柄ですよ。だから時代設定も、柄もデコ柄に合うんですよ。着物と帯の時代設定があっていると、こんな赤い帯でも帯に着られちゃってる感じにはならないから素敵ですよ。紬なんかにもすごく可愛く似合うしね。良くお似合いだし、私はこちらの方がお勧めですね」
と、手際よく締めてくれました。

 博多帯も色合いがすっごく気に入りましたが、いつも通りになってしまう。着者がアールデコ柄だったのもこんな帯に出会う縁があったというもの。 紅い帯がセーフなうちに夢を叶えよう。そう思いました^^

 そうと決まって、今度は帯締め。これまたアンティークの帯に締めたいと密かに思っていた丸ぐけの帯締めを店長さんがチョイス。
「丸ぐけ…高いですよね^^;」(ネットで安いのは有るけれど、お店では一万円前後しているので)
「と思うでしょう?!うちは、うちで作ってるから3900円なのよ^^」
「!!!」

 手持ちにないエメラルド色の帯揚げ・・・でも、もう予算オーバーです…と見つめていたら、くれました・・。
くれました!!

 さて、これがアールデコ柄の着者とアールヌーボー柄の帯のコーディネートです。

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 この後、お茶をいただきながら、稲垣稔次郎の型染を見てきたと話したら、お客様は何か作っている方ですか?と聞かれ、たまたま持っていた私のイラストをお見せしたら
「あぁ、何かくらもちふさこ思い出しちゃった」
と店長さん。
もう一人の刺繍職人の方は
「私は陸奥A子思い出しちゃった」
「本当に?嬉しい!私どちらも大好きなんです!」
「やっぱ、りぼんですよねぇ!私も大好き!」
などとかつてのガールズ?トークに盛り上がりました。


 日の暮れかかった中、今度は日本橋三越へ。元気なことり。

 イラスト教室でいただいた招待チケットで「不思議の国のアリス展」を見ました。(松園、稲垣兄弟、アリスと3連続招待券。皆さん、ありがとうございます)

 
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 何か所か写真を撮っていいところがありました。

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 著者ルイス・キャロルや挿絵のジョン・テニエルのことがよくわかって面白かったです。

 でも・・・さすがのアリスも、この日ばかりは「和」の勢いにはかないませんでした^^;



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by housewife_life | 2010-10-22 22:20 | 着物 | Comments(5)