母の声

 昨日は、なんだか身体が鉛のように重だるく、目の疲れから肩凝りや軽い頭痛もあって、ごろごろして夕方まで過ごしました。一日を無駄にしてしまったようで気分も冴えません。憂鬱なまま夕方になりました。
 そろそろ母に電話をする時間です。冴えない声で心配させたくないので、少々気合を入れて電話をしました。
 私の両親は、自他共に認める仲良し夫婦でした。母思いの優しい父が、この世を去って三年が経とうとする頃、今年に入って、母は娘も亡くしました。娘とは私の最愛の姉です。
 私も姉もそれぞれ毎晩、一人で暮らす母に、電話をしていました。今となっては、電話をするのは私一人になってしましました。
 母は、それでも自分は幸せな人生を生きていると、いつも言います。前向きで純真な母は、どんな悲しみにあっても、顔をあげて前を見て
「人生なるようにしかならい。それなら、悲しみに溺れてなんかいないで、前向きに楽しく生きなくちゃ。悲しみに溺れていたって、いいことは何もないんだから」
と、力強く言います。
母のその姿勢こそが、母に幸せをもたらす源なのです。
 電話の向こうからは、きょうは友達に招かれて、優しさや励ましを受け、友達は本当にありがたいという明るい声…。ひとしきりおしゃべりをして電話を切ったとき、いつの間にか元気になっている私がいました。ちょっとくらいだるくても、心は元気です。
「さーて、しゃきっとして、おいしい夕飯をつくるぞー!」
腕まくりをして、大きな声で言いました。
 母の声がくれた元気で、家族みんなが幸せな食卓を囲めます。



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by housewife_life | 2008-04-07 22:18 | 日常 | Comments(0)