都美術館へ。
一つはベラドンナ・アート展。
もう一つは、プーシキン美術館展。
ベラドンナは女性作家のための展示です。
展示仲間、麻里緒さんの羊毛フェルトの作品2点が出ているので観に行きました。
麻里緒さんの羊毛フェルト作品は、みんなのような人形ではありません。
額に入った絵画のような作品。
マルシェで果物を売る猫さんと街の通りのカフェでお茶をする猫さん。
猫さんは半立体で飛び出している感じ。
マルシェやカフェの細かいところや、バックの景色もみんな羊毛フェルトという
オリジナリティに溢れた作品でした ✨
写真では観ていたけれど、本物は何倍も美しくていいですね ✨
その後、プーシキン美術館展を観ました。
音声ガイドを借りたら、語りは水谷豊さん。
その語り口調はまるで杉下右京!
右京さんなら詳しそう😆だし、
説得力のある解説でとってもよかったです!
画家たちの意識が変化していく17世紀〜20世紀の絵は
とても興味深いし、好きです。
今展示の代表作、モネ26歳の作品「草上の昼食」
本当は横6m位の絵にするための下描きだったこの絵。
大作は未完に終わったけれど、
この絵は最終的に手を入れて完成作となった。
シチューキンとモロゾフという二人の収集家によって集められたこれらの絵画。
戦争時に運び出すことができなかった時は、
どんなに悔しく絶望的な気持ちだっただろう。
最終的にはエルミタージュ美術館とプーシキン美術館に分けられて所蔵され
今こうして私たちが観ることかできる。
二人が財をつぎ込んで収集してくれたお陰なんだなぁ。
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