雨風が強い日でしたね。
こんな日は家の中のことを思い切りするのにいい日です。
屋根裏部屋の整理をして、使わないラグを捨てました。
汚れたから新しいラグに替えたのに、
なぜかそれを取っておく 😅 やっちゃってるね。
そしてゴソゴソ整理を続行。
すると、幼稚園の先生をしていた時、
東京都私立幼稚園協会で研究発表をした資料、何度も書き直した原稿、発表冊子などがでてきました。
取ってあったんだー😵
「一人一人を大切にする保育」
とはよく言うが、それは具体的にはどういうことなのか?
一人の登園をしぶる子ども、その母親との関わりを通して考察したものでした。
感慨深かったのは、そこに書かれていたことが、
今、私が「勇気づけの子育て」講演でお話ししていることと同じだったこと。
言葉は違えど、今私がお話ししている言葉でまとめると、
「子どもを操作、支配しない、支援する」「子どもを信頼する」
「子どもの行動の目的を見る」「大人の都合を押し付けない」
「子どもには子どもの都合がある」
日々の保育の中で、教師の都合や子ども不在のカリキュラムを優先させるがために、
子どもを操作、支配してはいないか?
登園をしぶる子ども、その母親とのかかわりにおいて、
性急に結果を求めるのではなく、
操作、支配せずに信頼を得て、子どもが乗り越えていく支援をすることを
実際に行った記録をもとに訴えていたのです。
研究発表の記録を読み、今日に至るまで、私の子育て論はずっと一貫していたんだなぁと思いました。
区立月島第一幼稚園での教室実習の時のノートも出てきました。
ここは、ちょうど研究発表に当たっていた園で、
毎日興奮してしまうほどの素晴らしい保育を体験させていただいことが思い出されます。
この園での実習のおかげで、先生になってこの園で体験したようないい保育がしたい!と目標を明確にできたのだと思っています。
4年の間に、月島第一幼稚園以外に、2つの幼稚園の短期の実習もしましたが、
そこでの保育や先生方の意識は、学生の私にでさえも程度が低く感じられ
(傲慢にもそう思いましたが、果たしてそれは傲慢だったからなのでしょうか😟)
がっかりするものでした。
他に夏休みに保育園でアルバイトもしましたが、
こんな保育をしているのかと思うものでした。
それだけに月島第一幼稚園での実習体験は有難かった。
しかし、がっかりした幼稚園、保育園は反面教師として大いに役立っていたと思います。
20代の頃のアルバムも引きずり出して、思わず見入ってしまい、
そうだ!家族にも見せよう!と階下に下ろしました(せっせ、せっせと💦笑)
外は激しい雨と風。
その音を聞きながら、整理よりもタイムスリップをしてしまった今日でした。
晴れた日に撮った…ダリアが次々咲いています。
クリックしてもらえると励みになります!ヨロシクネ!