5人兄弟の末っ子の夫。

長男、長女、二男、三男、そして夫。

『妖精展』最終日に出られなかった、一身上の都合とは、

その2番目の兄が亡くなったからだったのです。

癌を患ってはいましたが、容態が急変してのことでした。

亡くなる前日に、夫は私の展示を観にきていて、

その時三番目の兄から電話があり、

お見舞いに行って話してきたよ、と特に変わりないことを聞いていました。

夫と、銀座を歩きながら、

よかったね、と言っていた次の日の電話は、

付き添っていた義兄の妻からの急に危なくなった!で、

その20分後には亡くなったとの電話だったのです。

こんな時にも、夫は穴を開けることができない仕事。

私とタクロウとで夫のぶんもお別れしてきました。

私もたった一人の姉を、もっと若くして亡くしています。

駆けつけてくれる従兄弟、叔父叔母たち。

私は、全ての従兄弟、従姉妹たちと今もって交流があり、個展などはみんな観にきてくれたりしますが、

日常的に友人のように会う従姉妹は一人です。

でも、従姉妹の一大事となれば駆けつけて、ずっと支えてくれる彼らに、

どれだけ勇気づけられたかしれません。

血縁関係のもつ不思議な力です。

今回も、タクロウの従兄弟たちが集まり、力になろうとする姿が、

私はとても嬉しかった。

タクロウは、小さい頃から特に強制もしないのに、

法事のほとんどと、毎年正月の挨拶に参加していました。

年齢も、住む場所も、他の従兄弟たちから離れているタクロウだけど、

タクロウは絆を作ることができていました。

あの日も、逝く者が、

残る者同士、絆を確かめ合ったり、新たに絆を作ったりする機会を与えてくれているのだと感じました。

別れは悲しいけれど、次の世代がつながりあってしっかり受け継ぐ姿を見た時、

その悲しみが和らぐのを感じた別れの日でした。







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by housewife_life | 2017-03-27 16:58 | タクロウ | Comments(0)